ComMittee of Life Mechatronics Symposium(LMS),
Perceptual Information on C-branch(CPI),
The Institute of Electrical Engineers of Japan(IEEJ)
Life
Mechatronics
Symposium
概要
一般社団法人電気学会,知覚情報技術委員会Life Mechatronics Symposium (LMS)専門委員会では,新しいスタイルの国際シンポジウムを企画しています.従来の研究発表形式中心の会議ではなく,開催地のメンバーと協働プロジェクトを行いながら,研究交流や人材育成,技術交流を行います.シンポジウムの場では,その成果を発表することや,現地での交流と協働で行う活動,科学教室,ハッカソンやアイデアソンなどを行うことを考えています.参加者でアイデアを出して,それを次の活動につなげていきます.
メカトロニクスは広く社会(Life=人生,生活,生命)を支える技術であることから,本シンポジウムをライフメカトロニクスシンポジウム「Life Mechatronics Symposium (LMS) 」と名付けました.
活動
今年から,カンボジア工科大学(ITC)との共同プロジェクトをはじめました.
水耕栽培は,はじめてでも簡単に取り組むことができます.そこに,センシングやモニタリングの技術,メカトロニクス,AIなど,それぞれが得意とするものを取り入れます.目標設定は,「おいしい野菜を作ること」です.水耕栽培をベースにして,共通の目標設定で,一緒にとりくむ枠組みを作るところからはじめます.
知能メカトロニクスワークショップや3月にカンボジアで行う予定のライフメカトロニクスシンポジウムにおいて,その途中経過や研究成果を発表する場を作ります.そこから新しい共同研究に発展していくことがねらいです.
カンボジア工科大学の皆様とは,JICAのご協力のもと,昨年9月の知能メカトロニクスワークショップでオンラインでLMS kickoff meetingを行い,そこではアイデアソンを一緒にやりました.今年3月にはLBE kickoffを行い,さらに内容を詰めました.
また,5月には日本側メンバー3名がITCを訪問し,ご挨拶とともに研究打ち合わせを行いました.そのときにITCで行われたScientific Dayの研究発表をLMS側で評価し,最優秀講演賞となった大学院生1名を今回ご招待しています.
本ワークショップには,その大学院生と一緒に,カンボジア工科大学のメカトロ系の教員3名もお越しいただきます.レセプション,懇親会にも参加されます.
国際交流をしてみたい学生の皆さん,研究室の学生に国際交流の機会をつくりたい先生方,ぜひこの機会に,活動の様子を覗いていただければと思います.